瓦屋根は塗装出来ない?Q&A形式

瓦屋根は塗装出来ない?

結論。塗装が必要な瓦とそうでない瓦があります。

「瓦屋根は塗装できない」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、瓦の種類によっては塗装できない、または塗装する意味がない場合があります。今回は瓦屋根と塗装の関係について、分かりやすく解説します。

瓦屋根が「塗装できない」と言われる理由

瓦屋根が塗装できないと言われる一番の理由は、瓦そのものが塗装を前提に作られていないからです。

特に多いのが以下のケースです。

① 粘土瓦(いぶし瓦・陶器瓦)

日本の住宅で多く使われている粘土瓦は、焼き物です。

高温で焼成されているため、

  • 表面に塗料が密着しにくい
  • 防水性は瓦自体が持っている
  • 塗装してもすぐ剥がれる可能性が高い

このため、基本的に塗装は不要・非推奨とされています。

② 塗装しても耐久性が上がらない

瓦屋根は、塗装によって防水性や寿命を延ばす屋根材ではありません。

外壁やスレート屋根と違い、塗装=メンテナンスにならないのが瓦の特徴です。

例外的に塗装できる瓦もある

すべての瓦が塗装できないわけではありません。

セメント瓦・コンクリート瓦

これらは粘土瓦とは異なり、

  • 元々塗装で仕上げられている
  • 年数が経つと色あせや防水性が低下する

そのため、定期的な塗装メンテナンスが必要になります。

見た目は瓦でも、実は塗装が必要な屋根材というケースは少なくありません。

瓦屋根の正しいメンテナンスとは?

塗装できない瓦屋根の場合、重要なのは以下の点です。

  • 割れ・欠け・ズレの点検
  • 漆喰(しっくい)の劣化確認
  • 棟部分の崩れや雨漏りチェック

これらを定期的に点検・補修することで、瓦屋根は50年以上持つこともあります。

まとめ

瓦屋根は、

  • 粘土瓦:塗装不要・基本的に塗装不可
  • セメント瓦:塗装が必要

というように、瓦の種類によって対応が大きく異なります。

「瓦屋根だから塗装しなくていい」「瓦屋根でも塗装が必要」どちらも間違いではなく、屋根材の見極めが重要です。

屋根の塗装を勧められた場合は、まず「その瓦は何瓦か?」を確認することが大切です。

正しい知識で、無駄な工事や費用を防ぎましょう。

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