錆止め塗料ってなに?錆が無くなるの?Q&A形式

錆止め塗料ってなに?錆が無くなるの?

結論。無くならないですが防ぐ事が出来ます。

錆止め塗料の目的は、金属の表面を空気や水から守ることです。

塗膜がバリアのような役割を果たし、錆の原因となる酸素・水分・塩分を遮断します。

また、防錆顔料(ぼうせいがんりょう)という特殊な成分が、金属の表面で化学的に錆の発生を抑えます。

つまり、錆止め塗料は“錆を防ぐ”ための塗料であり、“錆を消す”塗料ではありません。

◆ 錆止め塗料の効果を長持ちさせるコツ

  1. 錆をしっかり落とす(下地処理)
     塗る前の下処理が何よりも大切です。錆が残ったままだと内部で錆が進行してしまいます。
  2. 下塗り(錆止め)→上塗り(仕上げ)の2工程が基本
     錆止めだけでは紫外線に弱いため、上塗りで仕上げて保護するのが鉄則です。
  3. 定期的な点検
     5年〜10年に一度は塗膜の状態をチェックし、剥がれや浮きがあれば早めに再塗装を行いましょう。

◆ まとめ

錆止め塗料は、「錆を止めるための塗料」であり、「錆を消す塗料」ではありません。

しかし、正しい下地処理と適切な塗装を行えば、金属部材を長期間美しく保ち、

建物全体の耐久性も大きく向上します。

鉄部や金属部の塗装は、見た目の美しさだけでなく、錆びから建物を守る大切なメンテナンスです。

もし鉄部に錆が見つかったら、早めに専門業者へ相談するのがおすすめです。

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